[Data]
ハード:Playstation
メーカー:コナミ
発売日:1998.09.17
ジャンル:バラエティ(ミニゲーム集)
実勢価格:700~900円(中古価格)

評価:★★★

[Review] 2019.01.31

ビシバシスペシャル

●概要
 アーケードで登場し、わかりやすい対戦型ミニゲーム集としてヒットを飛ばした「ビシバシチャンプ」シリーズの家庭用移植版。「ビシバシチャンプ」「スーパービシバシチャンプ」「ハンドルチャンプ」に収録されていたミニゲームをまとめて収録した作品とのこと。当時プレイしていたのがどの作品かあまり覚えていないが、どれかはプレイしていた…はずだが…

●ゲームメニュー
 モードは1人用「1人でビシバシ」と最大8人までの対戦が可能な「みんなでビシバシ」の2つ。

 「1人でビシバシ」では、全46のミニゲーム全てにチャレンジする「耐久ビシバシ!マラソンチャレンジ」のほか、タイムを競うタイプのミニゲーム11種類をこなして総合タイムを競う「タイムトライアル」、46のミニゲームのうち1つを選べる「選んでビシバシ!」の3種類のメニューがある。
 「みんなでビシバシ!」については、参加人数(2~8人)・対戦方式をリーグ戦・トーナメント戦から選択できる「対戦方式」・ミニゲームのセレクトをランダムにするか早い者勝ち選択方式かを選べる。3人以上になった場合はコントローラ1・2のどちらかを分担して使う形となっている。

●とにかくミニゲーム
 アーケードから引き続きバカゲー+パーティゲーとしての側面が非常に強く、簡単操作でだれでも楽しめ、かつなかなか難しいタイミングのものも。46もあると似たようなものがいくつか混ざるのは致し方ないのかもしれない。
 ゲームスタート前の掛け声も注目のゲームだが、スペシャル2とかに比べるとまだおとなしい。おとなしいというか、ちょっと長い掛け声なんですよね。スペシャル2のあの短い強烈な勢いが一番良かったかもしれん。

 連打系のゲームはLRを含めてすべてのボタンが対象になるものが多くてガチャガチャ連打しまくるとすごいスピードになるが、その辺も対人戦では面白い要素に変わるだろう。別にアーケードと同じ仕様にこだわる必要はないわけでね。

●手軽+高速で楽しめる
 手軽なのはもちろんとして、一つ一つのゲームの所要時間が30秒~1分程度でまとまっているので、ぱっとプレイ出来てぱっと決着がつく。ビシバシシリーズの良さはこう言うところかなと。これもグラフィックがだいぶきれいになった現行のゲーム機ではなかなか難しいんだろうな。

●総評
 シンプルにただただ楽しめる。それだけでこのゲームの価値は十分あると思う。