リッジレーサーV
●概要
PSハードで発売されるリッジレーサーシリーズ第5弾にして、PS2本体と同時に発売されたPS2ローンチタイトルソフトの1つ。キャッチコピーは「リッジレーサーの現代(いま)が、ここにある」。PS2になったことでシリーズ初の60fps化を実現したほか、グラフィックの大幅な向上が図られた。
この後リッジシリーズはPSP・XBOX360・PS3などへ移行するが、結局PS2でのナンバリングはこの1作しか発売されず、2003年に「R:RACING EVOLUTION」が発売されたのみだった。
今回のナレーションは架空のラジオ局「RIDGE CITY FM(76.5MHz)」のパーソナリティという設定で、「JAPAN COUNTDOWN」などでおなじみの鮎貝健氏が担当。
●ゲームメニュー
メインは「GRAND PRIX」モードで、架空の都市「リッジシティ」で開かれるグランプリレース大会を勝ち上がることが目的。前作R4のようなストーリー性のモードはなくなったが、あったらあったでいいしなかったらなかったで…みたいな感じだろう。
前作の反省?からか、車種は隠し含めて15種類と大幅に整理された。実在車種を出しているわけでもないし、タイムアタック等の仕様を考えれば多すぎても意味がないので、リッジとしての面白さを追求するならこのくらいの数がちょうどいいのではないだろうか。
●たぶんリッジシリーズで最も高難度
いつものリッジシリーズだと軽く考えていると、やたら1位を取れる回数が少ないことに気付く。