横スクロールで展開される障害物避けバイクゲーム。一人で走ってタイムを競うSELECTION-Aモードと多数のバイクとレースを繰り広げるSELECTION-Bモード、 そしてパーツを好きなようにはめ込んでオリジナルコースを作るデザインモードの3種類のモードがある。 SELECTION-Bモードでは結局何台のバイクが走ってるのだろうか…。スタート時に4台なのに、何でスタートした段階で後ろからバイクが追ってくるんだ。

通常の2モードは基本障害物避けだが、ジャンプした際の着地するときの角度を変えられるなど、地味に凝った内容。 ターボでスピードアップできるがオーバーヒートもある、とメリットデメリットをうまく配して飽きが来ないように作ってあるのは任天堂らしいいいところだなぁ、と思う。

このゲームの最大のウリはデザインモード。配置できるパーツが多いので自由度が非常に高く、ありえないステージを作ってみんなで遊ぶとか出来たのが凄い。 ファミコンってこういう遊び方が出来たんだよなーと思うと、やっぱりファミコンの凄さを感じずにはいられない。 タイムアタックと言うよりは誰が1周生き残れるかみたいなコースばっかり作ってたような記憶があるが、自分たちでルールを作り出せるこの凄さ。

時期が時期だから仕方ないところはあるが、セーブ機能が何一つないのは痛すぎた。せっかくのデザインしたコースもセーブできないし、 通常モードでのベストラップも残らない。このあたりはGBA版ファミコンミニではセーブに対応したらしい（デザインしたコースは1つしかセーブできないらしいが）ので、 そちらでプレイするのがいいのかも。