ドラゴンボールシリーズFC第6弾。Zシリーズの第3弾となり、今回は前作で収録されなかったフリーザvs超サイヤ人孫悟空のナメック星での最後の戦いから始まり、 クウラ編・人造人間編へと続く。セルとの戦いは原作でまだ進行中だったためにゲームに収録することが出来ず、第1段階のセルとピッコロが戦うシーンのみで終了。 このシリーズらしいっちゃらしいところなんだが…。エンディングは次回作が出そうな雰囲気をかもし出していたが、登場することはなかった。
基本は従来の2作と同様に、シミュレーションマップとカードバトルを合わせた独特の形式。 移動や戦闘に使用するカードを選択した際に右下のマークによってお助け能力が発動するようになり、 移動の後毎回カードを選ばなくちゃならなかった前作と比べるとテンポは良くなったように思う。エンカウントはランダム方式に戻った。
戦闘アニメ部分は相当ハイスピードになり、戦闘にかかる時間もかなり短くなった。登場してるキャラの能力がアップしてることにも関連しているんだろう。 ハイスピードになりすぎたか、キック1発で攻撃が終わってみたりと演出まで簡略化されたような印象も。必殺技のグラフィックが全体的におとなしいのがとても残念な部分。 2D戦闘モード(簡易戦闘モード)も加わったが、2Dで画面上を飛び回ったりするので戦闘にかかる時間は大して変わらず。むしろ長いんじゃ?と思うこともあった。 お助け能力も使えないので、このモードの必要性はいまいちわからなかった。
ストーリー的にもフリーザ編が一番面白かったかなーと思うし、ゲームの内容だけとってもスピーディなこと以外は前作に及ばない部分が多いように思う。 それと、今までの2作に比べてものすごい話が短い気がするんだが…。