魔導物語でおなじみの丸っこい生き物「ぷよぷよ」を4つ集めて消していくパズルゲーム。ディスクシステムでまず「ファミマガディスク Vol.5」として発売。 その後同じ内容がカートリッジ版で発売された。(上記発売日はカートリッジ版) 徳間書店発行の雑誌「ファミリーコンピュータマガジン」でこのゲームの宣伝がやたらされてたのをよく覚えているが。
内容は今出ているぷよぷよシリーズの基本形。同じ色のぷよを4つ繋げれば消えるというシンプルなもの。 色は赤・黄色・青・灰色ときて黄緑?と濃い緑のぷよもいる。この2つがちょっとわかりにくいのが難点ではある。 ぷよの形は2種類から選べ、普通のぷよと「人ぷよ」が選べる。人ぷよはその名の通り人型のぷよ。縦に並ぶと肩車をするし、横に並ぶと肩を組み合うというよくわからんキャラだが、 このファミコン版と前身のディスクシステム版およびMSX版にしか出てこないある意味レアキャラ。アホなんでぜひ一度は見てほしい。
ゲームメニューは一人用のスコアアタックモード「ENDRESS」(とことんぷよぷよと同じ形式)と与えられた課題をクリアする「MISSION」(なぞぷよと同じ形式)の2つ。 2人用に対戦モードもある。対戦モードでは連鎖に応じておじゃまぷよが降ってくるし、MISSIONモードは後のなぞぷよとまったく同じ形式で、 ファミコン版からすでに基本が出来ていたんだなぁ、と感じる。ただしこの頃は魔導物語とのつながりはほとんどなくキャラクターもリンクしなかったために、 後のシリーズで恒例となった漫才デモがないなど、面白さは健在だが雰囲気は今のぷよぷよシリーズとかなり異なっている。
ぷよもあんまりぷよぷよしてないし、今更プレイするようなものでもないとは思うんだが(SFC持ってるならす〜ぱ〜ぷよぷよをプレイすればいい話で)、 人型ぷよとか、今のぷよぷよとは違った雰囲気を味わうにはいいかもしれません。