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26世紀の宇宙を舞台に、浮遊する高速の機体を操る3Dレースゲーム。 スーパーマリオワールドとともにSFC本体と同時に発売された、いわゆる「ローンチタイトル」ソフト。 ローンチタイトルって言葉自体は最近になって耳にするようになったけど、これっていつぐらいから言われている言葉なんだろうか?
とにかく、SFCの処理能力を生かした圧倒的なスピード感。このゲームの大半の要素がこのスピード感を表すためにあると言っても言いすぎじゃないと思う。 スクロールのうまさ・コースや世界観のうまさ・全てがうまくかみ合ってこの絶妙なスピード感を出している。 空中浮遊するマシンならではの重心操作(L/Rボタン)なんてのも取り入れ、コーナリングをさらに面白いものにしている。
スーパーマリオワールドでも、SFCだからこそ出来る演出ってのはかなり取り入れられていた(回転・拡大縮小など)んだが、 取り入れ方がうまかったのはこちらの方。横スクロールアクションとハイスピードレーシングでは同じ回転でも印象は違うとは思うんだが。 ロンチタイトルは、ハードの凄さを示す重要な役目を持つ。そう言った意味では、このゲームがSFCにもたらした影響は非常に大きいと思うのですよ。
普通に走るだけじゃなくて、イチかバチかの逆転要素「スーパージェット」も面白かった。こういう世界じゃないとまずゲームに入れることすら難しいんだが、 違和感のないシステムになったのもこの近未来な世界があるから。何気ない部分だけど、さすがって感じがする。
こういう近未来系レースゲームは次世代機と呼ばれた世代のハードから随分な数が出てきたけれど、 このゲームを超えるほど面白いゲームが果たしてどれだけあっただろうか。グラフィックじゃない、真の面白さがあるゲームのような気がします。 発売から15年が経ってもまだまだ色褪せない初代の輝き、未プレイの人にはぜひぜひ体感してもらいたいものです。