ナムコのJリーグサッカーゲーム第2弾。94年のデータを使用、JFLから昇格のジュビロとベルマーレが加わった12チームを使用できる。
グラフィックは大きく進化したほか、スピード感が大幅に上昇してかなり遊びやすいゲームに進化している。 どうしてもデータの都合上毎年出すことが要求される野球やサッカーゲームのシリーズにおいて、1年でこれだけいろんな部分を改善してくるっていうのはさすがだなーと思う。
操作に関して前作とほとんど変わっていない。センタリングが出しやすいなどの簡単操作部分は継続されているし、 何もボタンを押さなくても相手に近づくだけでボールに当たりにいけるのでディフェンスも楽(これは前作でもそうだが)。 パスをどうやって繋ぐかという要素が多分に要求されるゲーム性のように思える。サーチパスが主なのでそのあたりは簡単な反面、 スルーパス系はとかく出しにくいしプレイヤー以外の選手がそういった動きをしないので基本的に困難。
ゲームメニューは、リーグ戦とvsCOM戦のほかにPK戦とオールスターモードが加わった。前作にあったミニゲームは今作ではなくなっているが、次回作で復活しているのを見ると、 実は普通に人気だったのか?と思わなくもない。前作でそんなもの入れてる暇があったら…と思ったのは自分だけではないはずで、そのへんをわかった上での処置かもしれないけど。
そのほかの追加要素としては、試合前にフォーメーションの変更が可能になった・試合中に選手交代が可能になった・イエローカード&レッドカードが出るようになった・オフサイドの追加など。 当たり前のものばかりだが、前作にはこういうのがなかったと思えば、いかに2作目にして大進化を遂げたかがわかるだろう。 普通といえば普通のゲームなんだが、この普通を達成できたゲームがそれほど多くなかったのがSFCサッカーゲームの特徴だったと思うんだなー。
難点ってわけではないんだが、vsCPU戦をやってると、あまりのセットプレイの弱さに笑える。